臨床現場で統一指標が不足
施設ごとに評価手法がばらつき、患者ごとの最適化と症例比較が難しいのが現状です。
TRTdoseとJSMPが協働し、国内外の専門家が培ってきた線量評価のノウハウと標準化の知見を体系的に整理しました。臨床導入と教育に直結するリファレンスです。
セラノスティックス時代に欠かせない線量評価。国際標準に追いつき、個別化医療を実現するには体系的な知識基盤が求められています。
TRTdoseとJSMPが国内外の専門家とともに培ってきた線量評価のベストプラクティスを一冊に凝縮しました。
詳細な手順とケーススタディを含む300ページ超の実践的リファレンスをお届けします。
FOR CLINICIANS ・ PHYSICISTS ・ TECHNOLOGISTS ・ RESEARCHERS
TRTdoseとJSMP監修のもと、個別線量評価のベストプラクティスと教育リソースを網羅した実践ガイドです。
施設導入に向けたチェックリストや研修用シナリオなど、現場ですぐ使える付録を収録しています。
症例選定やデータ取得の負荷、教育機会の不足など現場が抱える課題を整理し、『Dosimetry for TRT』で提案する測定手順・ケーススタディ・チェックリストで解決への道筋を提示します。
施設ごとに評価手法がばらつき、患者ごとの最適化と症例比較が難しいのが現状です。
ICRP Pub.140やMIRD Primerなど最新指針に追随するための日本語リソースが不足しています。
研修プログラムや教材が散在し、若手育成が個人頼みになっている現場が多い状況です。
線量評価のワークフロー、教育・訓練の進め方、院内整備までを体系的に整理し、章ごとの活用ポイントと共に段階的な導入のヒントをまとめました。
核医学治療の研究者・技師・医師が集まり、臨床と教育の双方で使える標準的プロセスを整理しました。
実測データの取得から線量計算、評価報告書の作成手順まで、計算式とワークフローを段階的に解説します。
トレーニング用ワークシート、チェックリスト、施設導入用テンプレートなど、現場ですぐ活用できる付録を提供します。
TRTの基礎理論から、実際の線量計算方法、生物学的影響、そして臨床での具体的な導入(治験)に至るまでを網羅的に解説
TRTdose会長の東達也氏とJSMP会長の福田茂一氏が、標的アイソトープ治療の現状と本書の狙いを語る巻頭言。
東 達也(標的アイソトープ治療線量評価研究会 会長)
福田 茂一(日本医学物理学会 会長)
標的アイソトープ治療線量評価研究会で培った知見を基に、臨床導入に向けた線量評価の考え方を整理します。
東 達也(標的アイソトープ治療線量評価研究会 会長/量子科学技術研究開発機構 量子医科学研究所)
放射性同位体の基礎性質と分類、臨床応用に向けた取り扱いのポイントを体系的に解説します。
坂下 哲哉(量子科学技術研究開発機構 量子バイオ基盤研究部)
石岡 典子(量子科学技術研究開発機構 量子バイオ基盤研究部)
MIRD法の理論と計算手順を整理し、臨床で活用するための実務上の留意点を紹介します。
花岡 宏平(学校法人 近畿大学 高度先端総合医療センター)
右近 直之(公立大学法人 福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 先端臨床研究センター)
ファントム計測とS値の扱いを通じて、線量評価に不可欠な基礎データの取得と活用方法を示します。
小原 哲(量子科学技術研究開発機構 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部)
放射性薬剤の薬理と薬物動態を理解し、線量評価に反映するための視点と実践例を紹介します。
前田 貴雅(量子科学技術研究開発機構 量子生命医学部門 QST病院)
山田 崇裕(近畿大学 原子力研究所)
主要ソフトウェアの特徴と選定・運用のポイントを整理し、院内導入までのステップを解説します。
右近 直之(公立大学法人 福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 先端臨床研究センター)
放射線生物学の基礎と生物効果モデリングの考え方を整理し、TRT線量評価とのつながりを示します。
坂下 哲哉(量子科学技術研究開発機構 量子バイオ基盤研究部)
佐藤 達彦(日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター/大阪大学 核物理研究センター)
内部被ばく線量評価に固有の不確かさを整理し、リスク評価との結び付け方を解説します。
中村 光宏(京都大学 大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 医学物理学分野)
治験計画からデータ提出までに求められる線量評価の流れとチェックポイントを実務目線でまとめます。
渡部 直史(大阪大学 大学院医学系研究科)
本書で使用する専門用語を簡潔に整理した巻末リファレンスです。
章を横断して参照できる事項索引で、必要な情報に素早くアクセスできます。
診療責任者、医学物理士、技術スタッフ、教育担当者など、それぞれの立場で線量評価を必要とする方々を想定しています。
患者ごとの治療計画最適化と診療プロトコル整備に活用。
線量計算と品質保証の標準化、チーム教育の教材として活用。
測定・データ取得・記録の手順と安全管理を学ぶために利用。
大学・研修病院での講義や演習教材として導入しやすい構成。
臨床・研究・教育・産業の多職種が協力し、線量評価の最新知見と実務ノウハウを体系化しました。
標的アイソトープ治療線量評価研究会 会長 / 監修
核医学診断と治療を架け橋し、標的アイソトープ治療の線量評価を切り拓いてきた第一人者
日本医学物理学会 会長 / 監修
放射線治療物理の視点からRI内用療法の線量評価を牽引
編纂委員会
臨床・研究・教育・産業の多職種が協力し、線量評価の最新知見と実践ノウハウを体系化した。
予約申し込みは 国際文献社オンラインショップの専用フォームで受け付けています。公開スケジュールや更新情報は本ページとメールでご案内します。
仕様確定後に予約受付フォームを公開し、確定次第メールでご案内します。
予約受付を開始。詳細は本サイトとメールでご案内します。
完成次第、予約順に発送。電子付録と更新情報をメールでお届けします。
予約フォームは新しいタブで開きます。必要事項をご入力のうえ送信すると、登録メールアドレスに確認メールが届きます。
予約フォームを開く(外部サイト)法人・教育機関でのまとめ買いや個別導入のご相談は、国際文献社担当窓口(pub-post@bunken.co.jp)までメールでお問い合わせください。
メールで相談する予約開始時期や法人向け対応、書類の発行など、よくいただくお問い合わせをまとめました。
2025年10月下旬に公式サイトで受付を開始予定です。確定次第、登録メールアドレス宛にご案内いたします。
可能です。フォームから部数と納品先をご連絡ください。請求書払いにも対応いたします。
フォーム送信後、自動返信メールをお送りします。正式な見積書・請求書が必要な場合は事務局までご相談ください。